パーティーオーガナイズ 後編

僕はDJパーティーのオーガナイズは、そこまで特別なことじゃないと思います。

誰でも出来ますし、飲み会の幹事と同じ程度と思ってます。

飲み会でも最低何人以上から宴会場を貸し切れるとか、そういう条件はどこにでもあるので、参加者を募ったり、出欠管理したりなどしなければならないですよね。

 

飲み会の幹事と違う点はいくつかありますが、僕なりにDJパーティーには明確なルール(お約束)が必要だと思っていて、ルールを設定して守ってもらうということがDJパーティーを運営する上で何よりも重要なのかな?と考えています。

 

僕が重要視するルールの一つは、ゲストDJ以外の出演DJはパーティーを構成する重要なピースの一つだと思っていて、DJ達がその空間にいて楽しんでもらうということが、一番重要だと思います。

他のパーティーで見かけたのですが、プレイしているDJ以外の出演DJ陣が誰も店にいなくて、自分の時間が近くなると帰って来て、さっとプレイしてまた外に行ってしまう。。

DJパーティーはLIVEイベントとは違います。

お客さんも少なくて、しかもこんな感じだと盛り上がる訳ないですよね。

DJはできるだけ、最初から最後までフロアにいて一緒にパーティーを盛り上げてパーティーの雰囲気を作る!これ特に小さい規模のパーティーでは重要です。

 

あとは、DJパーティーは音が主体なので、どういう感じの音のコンセプトなのかを伝えて、明確にこういう感じの音で!と指定することも必要かもしれません。

オールジャンル系のコンセプトだと、そのごちゃまぜ感が良かったりしますが、統一感のある音のイベントで一人全然違う空気作れば、浮くのは当然です。

オーガナイザーは各DJのプレイスタイルをある程度把握して、タイムテーブルを組むことも必要です。

ベテランのDJは、言わなくてもフロアの空気を感じ取り、良い流れを作ってくれますが、まだどういうプレイをすれば良いのか理解してないDJにはきちんと音のコンセプトを伝えることも必要かと思います。

(極端な例だと、アングラなテクノのイベントなのに、ゴリゴリなEDMをプレイしてしまうとか)

 

また、DJパーティー運営には集客は付き物ですが出演者に対して、なかなか言いづらいですよね。

DJに集客をお願いすることに関して、賛否両論あるとは思います。

 

まず前提として、箱(クラブ、イベントスペースなど)には、それぞれ良い雰囲気になる最適な人数というのがあって、僕はそれを意識しながら集客に関して目標人数の設定をしていました。

キャパが大きい場所だと、パーティーとして良い雰囲気になる最低の人数が多くなってしまい、ほんと大変です。

WSLだとだいたい20名も居ると良い雰囲気になるので、その目標人数をどうやって集めるか?ということを考えていかなければなりません。

 

例えば、とりあえず自分たちがまず楽しもう!的なパーティーで、みんなで集客頑張るけども赤字が出たなら均等に出演者で割り勘にするパーティーもありますし、パーティーの運営スタッフが何人もいて、その人たちが集客するからDJは集客しなくていいですよ!みたいなパーティーもありますし、様々です。

 

各オーガナイザーの考え方でも違うと思いますし、スーパーオーガナイザーの力だけで、がんがん人が呼べてしまう場合もありますが、そういう人はまた特別だと思います。

一つ言えるのは、箱のキャパに合った最低限の人数が居ないとどうしても、パーティーとして盛り上がってる雰囲気は出せないということです。

 

僕の集客に対する考え方ですが、僕は自分のDJを聴かせたい人を招待するということは当たり前の行動だと思います。

曲がりなりにもステージ(DJブース)に立ってプレイする訳なので、その晴れ舞台、見てもらいたいじゃないですか。

誰もいない中プレイするよりも、聴かせる人がいればプレイにも力が入りますし、聴いてもらいたい人を呼ぶというのは、至極当然のことだと思います。

 

DJじゃなくても、演劇などでも出演者が一生懸命舞台の宣伝してますよね?

やっぱり一生懸命稽古して来て、その成果を多くの人に見てもらいたいのは当然ですよ。

なのでしっかり宣伝もしますし、友人、知人にも声をかけます。

もちろん舞台も大入りで興行としても成功してほしいですし、成功することで次回もあると思います。

DJパーティーも同じではないでしょうか?

 

(僕の経験ですが、自分のお客さんを呼ぶことで、自分のプレイのときにしっかり踊って盛り上げてくれますし、それがサクラじゃないですけど、他のお客さんも巻き込んですごく盛り上がったという事は、多々あります。非常に心強いです!

DJをやる以上自分のファンをいかに作っていくか?というのを意識しながら日々活動していくことが大切だと思います)

 

 

みんなで協力してパーティー作っていこう!というのは別に悪いことではないと思いますし、箱代も発生するなら、DJも集客に協力してほしいというのは当然なのかな?と思います。

ただ、オーガナイザーは出演者に集客の協力をお願いしたい場合は、きちんと伝えることも重要だと思います。

誰だって集客活動は大変ですし出来ればやりたくないかもしれません。

なので、具体的に最低2、3人は集客お願いしたいです!よろしくお願いします!など無理の無い範囲で、またパーティーの理想人数が集まるように分担していくことも重要です。

(沢山呼んでくれた人にドリンク奢ってあげるなどフォローも忘れずに!)

 

 

また宣伝活動もオーガナイザー1人でやるより、全員でやった方が効果的ですし、パーティーに出演する以上、宣伝活動もすべきだと思います。

 

 

まあ、年取ってくるといくら頑張っても人呼べなくなってしまいますけどね、若い子に比べて圧倒的に不利な環境だったりして。

僕なんかもそうですが、そういう時はもうしょうがないのでお酒飲んでお店の売り上げに貢献するようにしています笑。

 

長くなったのでまとめると

  • DJにはなるべく最初から最後まで居てもらう
  • 音の構成を考える(タイムテーブル)
  • どうやって人を集めていくか?を考える、出演者にお願いする事も必要

大まかにこんな感じでしょうか?

 

僕はクラブミュージックが大好きなので、今まで気にした事無かったですが、一般の人はどうやらそこまでクラブミュージック好きじゃない(聴いた事無いor興味ない)人の方が多いという事実!

なので、一般客を集めるにはクラブミュージック以外のコンテンツも合った方が、お客さん集めやすいのかも知れません。

 

なので、追加で

  • 楽しそう!面白そう!と思わせるコンテンツを考える

というのも、今は必要な事なのかもしれません。

世の中には娯楽が溢れていますし、時間を消費する行動にはシビアになってるかもです。

もちろんWSLは音も雰囲気も良いので、DJだけでも十分なエンターテイメントになり得ると思いますけどね!要は行きたいと思わせる事が重要かと。

 

ということで、僕なりのオーガナイザーというものに対しての考え方でした。

パーティーオーガナイズはみんなの協力があってこそ良いパーティーが作れます。

特に良いパーティーになったときには、出演者やお客さんも全員がハッピーになれるので達成感もありますし、僕も何度もそういう場面に立ち合っていて、ぜひその達成感、充実感みたいなものを体感してもらえればと思っています。